土佐女子ブログ 〜スケッチブック〜

掲載日:2016年2月12日

カテゴリー:日常

血液と輸血の話(高2講演会)

講演会「輸血と血液の話」が行われました。

 2月10日(水)6時間目に、高校2年生の皆さんを対象に、献血の意義や健康管理の大切さについての講演会が行われました。
講師としてお越しくださったのは、高知県赤十字血液センターの医師、溝渕 樹先生です。

血液と輸血の話(高2講演会)

 溝渕先生は、まず血液の成分や働きや血液型の仕組みなど、血液が担っている様々な役割についてお話してくださいました。
そして、輸血が必要な場合や、献血制度の歴史的経緯について触れながら、日本赤十字社の業務についても教えてくださいました。

血液と輸血の話(高2講演会)

 溝渕先生は、東日本大震災の際に、災害救助チームの一員として、現地での医療活動に携わったそうです。
被災地での写真を交えながらお話いただき、災害救護の実際を知ることができました。
 これから医療・看護を志そうとするとき、いつも心に留めておかなければならないことだと感じました。

血液と輸血の話(高2講演会)

 加えて、日頃からの体調管理の大切さや、特に女性は鉄欠乏性貧血のリスクが大きいことなどをお教えくださいました。

 講演後の感想文の内容をいくつかご紹介します。
「成分献血の種類によっては、3〜4日程度で使用期限を迎えるものがあることを始めて知りました。多くの人に必要とされる献血に、機会があればぜひ協力したいと思いました。」
「血液が減少すると貧血が起こる仕組みがよくわかりました。リズムを整えて生活することを大切にしたいと思います。」
「私はJRC部に所属しており、献血キャンペーンに何度か参加させていただきました。献血をする人が減っているとよく聞きます。より多くの人に献血や医療活動に興味をもってほしいと感じました。」

 溝渕先生、将来につながる興味深いお話をいただき、ありがとうございました。

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