土佐女子ブログ 〜スケッチブック〜

掲載日:2020年1月30日

カテゴリー:行事

中学2年生 いのちの授業

中学2年生 いのちの授業

 1月29日(水)5、6時間目に、中学2年生はいのちの授業「がんを学ぼう」の講演会に参加
しました。 講師は東京大学医学部付属病院放射線科准教授、中川恵一先生と、子宮頸がん経験者、
阿南里恵氏です。
 中川先生は、「世界一受けたい授業」にも出演されたことがあり、その時のDVDも流しながら、
がんについての基礎知識を教えてくださいました。ご自分も初期の膀胱がんを克服されています。
タバコのリスクの大きさ、またがんは初期発見だと95%治る病気だと教えてくださり、検診の
大切さを改めて実感しました。
 阿南さんは、23歳の頃に子宮頸がんにかかり、子宮全摘出の手術を受けています。その時の非常
につらい経験を、隠すことなく淡々とご自分の言葉で話してくださりました。 阿南さんはその後イタ
リアに渡り、現在はイタリア人の男性と結婚されています。がんを克服したからこそ「まだまだやれ
ることがたくさんある、この人生で本当に良かった」という言葉を伝えてくれました。
 最後にお二人は、「何になりたいか」ではなく「どんなふうに生きたいか」と考えることが肝要で
ある、とすばらしい生きるヒントを教えてくださりました。

中学2年生 いのちの授業
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